界 鬼怒川 – 益子焼と露天風呂付き客室

宿

界 鬼怒川は、星野リゾートさんの日光・鬼怒川温泉にある温泉旅館ですが、他の鬼怒川の旅館と違って入ってすぐ別の空間に連れてってくれる感じです。駐車場を降りて以下のエントランスから入ると、ガラス張りのケーブルカーに乗りゆっくり本館までアプローチします。まるで日常から離れ別世界に連れてってくれているみたいで、さすが星野リゾートさん、粋な計らいです。

ケーブルカーから入ってきた方を振り返ると以下のように見えます。先ほど来た空間から離れて行っているのが感じられます。.

が、注意すべきは先ほどの駐車場からも離れていくので、車に残したものを取りに行くのが大変で私はハマりました(笑)。必要な荷物は持っていくよう気を付けましょう。本館に入るとロビーがあり、以下のような美しい花などが迎えてくれます。そこで名前を言ったら係りの方が部屋まで連れて行ってくれ、そこでチェックインとなります。

界 鬼怒川の特徴は美しい中庭で、以下のような庭園を建物が囲むような形になっています。部屋に行く途中その中庭を楽しみながら歩いていくことができます。この時はまだ初秋でしたが、モミジの紅葉とまだ残っている緑の木々が美しいコントラストでした。

モミジなどの木々が建物に囲まれ周囲の旅館などから独立しているため、鬼怒川の他の建物などが見えず周囲とは別世界と感じました。この作りがさすが星野リゾートさんの界ですね。

部屋は以下のようにそれほど広くはありませんが、キレイでシンプルな和モダンな感じで落ち着く空間です。

お風呂は温泉が客室についていて、いつでも心置きなく入れます。風呂桶は大きくはありませんが、一人がゆったり入るのに十分です。

ベッドルームは以下のように板間にマットレスが置かれています。柔らかすぎず硬すぎず、ちょうどよいマットレスでした。

洗面台やトイレもやはり以下のようにシンプルでキレイです。奥の暗いところに個室露天風呂の桶が見えますが、そういう位置関係になっています。手前にシャワーがあるので、シャワーで体を洗い、露天風呂に入る形です。

食事は中庭を望めるレストランでいただきます。以下のような横並びと、半個室のテーブルがあり、私は夕食は半個室で朝食は以下の横並びの席でした。

食事は以下のようなお献立でした。最初から「牛肉とらっきょうのタルタルのとちおとめのドレッシング」と、かなり名前からは味が想像つかないものでしたが、これが素晴らしい味わい!なるほど、これらをうまく組み合わせるとこんな味わいになるのね・・と感嘆しましたが、こういった逸品が目白押しでした。

お造りと八寸は以下のような、船盛りというよりは鬼怒川のつり橋をイメージしたような美しい木細工にレイアウトされたものでした。味ももちろん美味しかったですが、芸術的な盛り付けで目も楽しませてくれます。

最後はたっぷりの鯛の土鍋ごはんで、大満足です。

夕食を食べるといよいよ「益子焼ナイト」のお時間です。以下のような様々なお皿があり、この中から自分の好きなお皿を選ぶところから始まります。

そしてそのお皿を見ながら、以下のようなロビーの会場で様々な益子焼についてのお話を聞くことができ、大変楽しめました。益子焼という栃木を代表する焼き物の知識も得られ、大変楽しい夜になりました。

朝食は以下のようにシンプルかつ上品な味わいでした。夕食もそうでしたが、地元の食材が多く使われており、ヘルシーで美味しかったです。

翌日は朝から鬼怒川の周りを散策しました。鬼怒川は以下のように緑に囲まれた清流で、キレイな川の流れを見ていると心からリフレッシュしますね。

上の写真は、以下の吊り橋から撮影しました。渡しましたがちょっとスリル満点で、写真を撮るときも手が震えました。

以下のように河原まで降りてみましたが、本当に水が澄んでいて、川の底まで良く見えてキレイでした。魚の影も見えましたね。鬼怒川で渓流釣りも良さそうです!

鬼怒川は以前は社員旅行の行先としてポピュラーでしたが、今はすっかりそういった人も影を潜め、静かな温泉郷という感じでした。人が少なくなった分、自然と景色と温泉をゆっくり楽しめるところになったと思いますのでぜひ皆さん訪れてください。

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