南房総 – 鴨川の 露天風呂付客室で 水平線一望

宿

宿中屋は、房総鴨川安房小湊の温泉旅館。文字通り、海を眺めながらのんびり過ごすことができます。なにせ房総半島の一番さきっちょにある宿なので、客室内の半露天風呂の入りながら、太平洋の水平線をずっと眺めていることができます。伝統ある宿ですが、宿の外観は以下のように古臭くなく、館内もとてもキレイです。

国道128号線沿いにあるので、アクセスしやすいですが、国道沿いにあるわりには海のすぐそばでとても静かです。入り口の駐車場がちょっとわかりにくいので、注意しましょう。お隣のホテルグリーンプラザ側から入る形になります。

この日泊ったお部屋は、露天風呂付客室で、以下のようにお部屋の中に半露天風呂があります。思い立った時にいつでもお風呂にはいれるし、館内を移動して共同風呂に行く時にどんな恰好しようか・・と考える必要もありません。もちろん何度でも入浴できます。

半露天風呂なので、完全開放ではなく窓が少し曇るところもありますが、冬場など寒い時も海を見ながら源泉露天風呂にゆっくり入れるのは利点ですね。

お料理も素晴らしく、レストランの個別に仕切られた空間で食事ができるので安心です。お刺身の盛り合わせには伊勢海老のお刺身が付いていて感激しました!

アワビも立派な大きさで大満足!レモンとバターのコラボレーションでさらに味も豊かに感じました。

朝食も色とりどりでとてもおいしいです。特に卵が最高で、卵かけご飯はこれまで食べたことがないくらい美味しかったです!

宿の外はすぐに海。そのすぐの海では、豊かな自然に触れられ、磯遊びなどもできるので、子供たちも喜んで遊んでいました。石畳になっていて、潮が引くとかなり広い場所で遊べます。

今回は、釣りをしてみようと、鴨川港の横にある「鴨川フィッシャリーナ」で釣りをしてみました。釣果はあまりかんばしくなく、以下のカワイイふぐが釣れたくらいでしたが、安全に釣りを楽しめました。

その鴨川港の近くには「魚見塚展望台 ~ 誓いの丘 ~」という丘があります。山道が分かりにくいですが、民家のある小山の坂道を車で上っていくと、以下のような女神像「暁風」が頂にある丘になっています。この丘のある「魚見塚一戦場公園」は、その昔、石橋山合戦で敗れた源頼朝が安房に逃れて来た際に、この場所で地元の豪族との戦いに勝って天下取りの足掛かりを作ったという歴史の残る場所です。

この丘から見る鴨川の景色は素晴らしいです!鴨川が一望でき、地平線で地球の丸さを感じることができます。

この日は少し足を延ばして、御宿にある「月の沙漠記念館」も訪れてみました。童謡「月の沙漠」の作詞者で詩人の「加藤まさを」さんが御宿に住んでいたとは知りませんでした。以下はその記念碑ですが、記念館も見ごたえがありました。

鴨川とその周辺は、静かで海を身近に眺めながらのんびりするのに最適ですね。日頃都会でリモートで働く身としてはとてもリフレッシュすることができました。皆さんも、個室露天風呂付客室でゆっくりしてみてはいかがでしょうか。

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