那須塩原の塩原温泉郷にある、松楓楼松屋は、すぐ前に流れる箒(ほうき)川の景観とせせらぎの音が素晴らしい旅館でした。トップの写真のように、客室のベランダに個別の貸切り露天風呂が付いていて、箒川をながめながらゆっくり入ることができます。すぐ近くにある福渡不動吊橋の上から見ると以下のように見えるお宿です。箒川はエメラルドグリーンのとてもきれいで澄んだ流れで、いつまでも見ていられますね。
部屋に露天風呂が付いているので、夜も朝も好きな時に温泉に入れます。
ベランダから箒川下流の方を見ると以下のように見えます。左の方に見える橋が、福渡不動吊橋ですね。自由に渡れるので宿からの散歩コースにちょうどよいです。その少し手前の川の向こう岸側に小さな小屋のようなものが見えます。ここは実は以前、川の横から湧き出る天然の温泉の岩風呂だったようですが、以前の台風で壊れてしまったようでまだ利用できません。
松楓楼松屋は、おもてなしも素晴らしく、料理も豪華でおいしかったです。以下が夕食の一部ですが、ヤシオマスと呼ばれる那須塩原地方のマスのお刺身がとても美味しかったです。サケのようですが、もう少し甘みがあり燻製のような味わいもあります。A5ランク栃木牛のステーキやアワビも絶品でした。
朝食もシンプルですがとてもおいしかったです。
実はこの塩原温泉の松楓楼松屋さんに泊ったのは、この宿の前の箒川で釣りがしたかったからでした。宿の前の箒川は、宿から少し上流の福渡(ふくわた)橋までがよい釣り場でになっています。
以下が福渡橋の下です。やはりエメラルドグリーン色の部分や、とても澄んだ水の部分がありとてもきれいです。
この日はちょっと寒かったのかあまり多くは釣れませんでしたが、一匹だけ以下のヤマメが釣れました!ヤマメは感じでは山女と書く小ぶりな川魚で、特に大きな川ではなく塩原のような上流の渓流で良く釣れます。パーマークと呼ばれる黒い縦長楕円の紋様が美しいですね。
こういった渓流で川魚を釣る際には、ウェダーと呼ばれる足から胸まで一続きになっている防水服を着て、川にじゃぶじゃぶ入って釣ります。中に水は入ってこないので快適です。夏はちょっと暑いですが・・。大自然の中に流れる川に入って、水と一体になりながら、ヤマメなどのカワイイ魚を釣り上げるのは本当に楽しいです。
箒川の水は以下のように本当に澄んでいます。写真に撮ると、水が流れているのかいないのかよくわからないくらいですね。
最後に一つオマケです。塩原温泉には正直あまり名物のような食べ物はあまり多くないのですが、以下の「スープ入焼きそば」をぜひ食べてみてください。釜彦さんという元祖スープ入焼きそば屋さんなどい何件かあります。要するに、焼きそばがスープに入っています!なかなか濃厚で、確かにその名前の通りの味がします。超美味かというと若干微妙なところがありますが、結構クセになってまた食べたくなる味です!
塩原温泉、一時の賑わいはあまりなくなっていますが、その分静かにゆっくり温泉につかったり、大自然の中で渓流釣りをしたりするには最高の場所になっていると思っています。